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【2026年10月】大学職員の求人動向レポート——91大学・募集中834件。調査対象を拡大し、地方国立の求人が見えてきた(ヤドル調べ)

全国91大学の公式採用ページを毎日自動クロールするヤドルの求人動向レポートです(集計基準日: 2026年10月1日)。9月号との定点比較で、秋の大学職員採用市場を読みます。

今月から調査対象を50校→91校に拡大しました。件数の増加の多くは「収録校が増えたこと」によるもので、市場全体の求人が倍増したわけではない点にご注意ください。そのぶん、これまで見えにくかった地方国立大学の募集状況が把握できるようになっています。

サマリー(9月号との比較)

  • 募集中の職員求人: 834件(9月号400件・調査対象を50校→91校に拡大。募集中の求人がある大学は48→84校)
  • 国立の比率が69%→80%に上昇。追加した大学の多くが地方国立大学で、国立中心の構造がより鮮明に
  • 北海道・東北(28→130件)と甲信越・北陸(30→100件)が大きく増加。関東も121→242件
  • 締切明記求人の残り日数の中央値は13日→24日。専任職員の募集は33件(9月号28件)で、全体に占める割合は約4%

設置区分別: 国立が8割に

区分件数構成比9月号
国立670件80%69%
公立33件3%6%
私立131件15%24%

国立大学の比率が8割に高まりました。調査対象に加えた大学の多くが地方の国立大学であることに加え、国立には非常勤・契約職員の募集を公式サイトで随時公開する文化があるためです。大学別では京都大学65件・北海道大学59件・東京海洋大学44件・名古屋大学37件が上位で、福井大学・山形大学(各32件)など地方国立大学も上位10校に入りました。

エリア別: 地方の求人が見えてきた

エリア件数9月号
関東242件121件
北海道・東北130件28件
関西114件106件
甲信越・北陸100件30件
九州・沖縄91件25件
東海80件67件
中国・四国77件23件

すべてのエリアで件数が増えていますが、伸び幅の大きい北海道・東北・甲信越・北陸・九州・沖縄・中国・四国は、主に今月追加した大学の分です。一方で、9月号ですでに収録校の多かった関西(106→114件)・東海(67→80件)は増加が小さめでした。地元の国立大学で働きたい方にとっては、選択肢が「首都圏・関西だけではない」ことがデータで確認できます。UターンやIターンを考えている方は、志望エリアの求人を定期的にチェックし、書類を先に整えておくのが定石です。

締切データ: 締切明記の求人は少数、大半は随時募集

締切が明記された求人は47件で、残り日数の中央値は24日(9月号は13日)。締切まで14日以内の求人が18件あります。大半を占める「随時募集」(787件)は適任者が決まり次第終了するため、締切がないからといって後回しにはできません。気になる求人は、まず要項を開いて応募書類と期限を確認してください。

雇用区分・職種: 専任は33件、割合は約4%

雇用区分件数9月号
職員(一般・補佐員等)433件183件
臨時職員207件86件
契約職員71件43件
特任職員56件29件
専任職員33件28件
嘱託職員33件30件
職種別採用1件—

職種キーワードでは事務補佐員230件・技術補佐員109件が引き続き二大柱。URA(9件)・コーディネーター(20件)・研究支援(21件)の専門職も計50件あり、政策コラムで書いた「職員の専門職化」トレンドは調査対象を広げても確認できます。

専任職員は33件と9月号から5件増えましたが、全体に占める割合は約4%で、9月号(約7%)より下がりました。追加した国立大学の求人の多くが補佐員・臨時職員などの有期雇用であるためです。正社員相当の求人が少ない構造は変わらず、有期→専任登用ルートも現実的な選択肢になります。

調査概要と引用について

  • 調査主体: 大学職員求人メディア「ヤドル」(運営: パトリア)/ 方法: 全国91大学の公式採用ページを毎日自動クロールし、募集中の職員求人(教員公募を除く)を集計 / 基準日: 2026年10月1日
  • 2026年10月号から調査対象を50校→91校に拡大しました。前号との件数比較は収録校の違いを含みます
  • 数値・表は出典「ヤドル調べ(yadoru.tokyo)」明記で引用自由です。報道・研究・ブログでのご利用を歓迎します

バックナンバー: 2026年9月号 / 2026年7月号 / 転職活動の進め方は完全ガイドへ。

FAQ

この記事に関するよくある質問

2026年10月時点で大学職員の求人はどのくらいありますか?

ヤドルの独自集計(2026年10月・全国91大学の公式採用ページを毎日クロール)では募集中834件です。今月から調査対象を50校から91校に広げたため、9月号(400件)からの増加の多くは収録校の拡大によるものです。

地方の大学職員の求人はありますか?

あります。2026年10月の集計では北海道・東北130件、甲信越・北陸100件、九州・沖縄91件、中国・四国77件でした。国立大学が全体の8割を占め、福井大学・山形大学(各32件)など地方国立大学も求人の多い大学の上位に入っています。

専任職員(正社員相当)の求人はどのくらいの割合ですか?

2026年10月時点で834件中33件と約4%です。調査対象に加えた国立大学の求人の多くが補佐員・臨時職員などの有期雇用のため、9月時点(約7%)より割合は下がりました。有期雇用で入って内部登用を狙うルートも現実的な選択肢になります。

この記事の著者: 高木 祥(キャリアエージェント)

パトリア代表。人材紹介・キャリア支援に従事し、累計2,000名以上の就職支援に携わる。大学職員への転職を目指す方の書類添削・面接対策・求人マッチングを行っている。無料キャリア相談はこちら

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